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ヴィラムジカ葡萄酒村

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健康保険と医者

正規の学生はAOKの健康保険に入れますが、ここには年齢制限があり、30歳を超えるとダメなんです。
Privatの保険、となるとすごく高い。
そういう学生や語学学校生徒、オーペアの人たちの為に格安の保険があります。
サイトはドイツ語。http://www.care-concept.de/
日本で海外旅行保険を一年かけると割安だし、オプションで賠償責任なども付けられて便利。ただし治療費を立て替えて後で返してもらうので、手持ちに余裕がないと困るし(うっかり高価な検査をされたら10万以上のお金が・・・)、医者に過剰診療されることもままあり。
歯科と妊娠に関する事も対象外。
丈夫だから入らない、というのはダメです。
ヴィザの交付、学籍登録の時にチェックが入ります。

歯科がOKの保険に入っても、ドイツより日本の歯医者の方が上手なので、出発前には歯科検診をお忘れなく。
日本じゃ抜かずにすむ歯をドイツで抜かれない為にも。

ドイツ、特に北ドイツでは破傷風の危険があるので予防注射を受けましょう。
子供の頃に受けているでしょうが、10年経つと効力が薄くなるので更新の必要があります。
土に病原菌がついているので、ころんだり、芋をむいていて指を切ったりすると感染します。
治療を受けずにいると死に至ることもあります。

子供のいる方は受けた予防注射のリストの英訳か独訳を持参します。
日本の予防注射とドイツで受けるものは微妙に違います。
日本脳炎がないのは当然として(笑)、ツベルクリンもBCGもやりません。
そのかわり日本でしないものもあります。
はっきり言って日本の方が遅れているそうです。
安心して受けさせてください。

ドイツの開業医は日本ほど儲からないそうです。
医療事務も人を雇わず自分でやっている人がほとんど。
保険の請求の締め切り時期に医者の友達を誘うと、どいつもこいつも
「ごめ~ん、今忙しいのぉー。」と叫びます。
単にケチという説もありますが。(笑)
開業医が破産することもあるせいか、職業倫理の違いか、
たいていの医師はフレンドリーです。
(しいて例外をあげると忙しい割りに儲からない小児科医がストレスのカタマリであるくらい・・・・)
しかし予約を取るのに苦労することも多く、具合が悪いから診て欲しいのに来週きて、と言われると切れそうになります。
こういう時には受付の女性の同情や共感をひくべく日本的気配りを総動員して、交渉しましょう。
ムカついてもにこやかさを忘れずに、でも困ったな、あなたが頼りなんだけど、という光線を送りましょう。
若い女性よりオバちゃんの方が成功率が高いかと思います。

ホームドクターを選ぶときは近所に聞き込みをすることです。
薬を簡単に出さない先生、自然な療法をする先生、手っ取り早く薬を出す先生、いろいろなタイプの医師から自分に合った人を探しましょう。
特に小児科は評判がいい先生は待ち時間が長いのですが、他の病気の子供達と1時間以上待つのは別のリスクもありますし、親も本人も辛いです。

ドイツの健康保険に入っている人は4半期毎に保険の自己負担分10Euro払い、専門の各科を受診する時はホームドクターから?berweisungという紙を貰って行きます。これがないと10Euroをもう一度払わないといけませんので注意。
この紙は同じ4半期内のみ有効です。
4半期の切り替わる時期である3,6,9,12月末には注意しましょう。
薬は処方箋Recept(ピンク)を貰って薬局で買います。
処方箋手数料として5Euroの自己負担を払います。
それ以下の金額の薬はこれを買うといいですよというメモ(ブルー)を貰い、それを見せて普通に買います。
ただし子供の薬は手数料なしの無料。
日本の保険の人はブルーの紙を貰って自分で買います。


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